胎内高原のコシヒカリ

お米の保存方法

白米は、コーティングしていた籾が取れた状態ですから、直接空気に触れることで「酸化」が進みます。
この酸化が白米の味を劣化させていくのですね。常温でお米を保管(放置)するのであれば、保管場所によっては、2週間が賞味期限となるかもしれません。

お米を保管する際に大切なのは、「空気に触れない=密閉性」、「温度が高くならないところ=冷暗所」というところを、両方とも押さえておきたいですね。

「密閉性」につきましては、食材用の密閉容器をおすすめします。
米袋を固くしばったとしても、折りたたんだ隙間から、小さな虫が侵入した例もありますので、やはり、「物理的に密閉できる容器」がおすすめです。

「冷暗所」につきましては、最近では、米びつの代わりにお米専用冷蔵庫を購入される方もいらっしゃいます。
一般的には、床下収納庫を活用したり、冷蔵庫の野菜室で保管することをおすすめいたします。
冬場であれば、暖房を使わない部屋で保管するのもよいでしょう。

例えば、10kgを購入された場合、すぐに使う分の5kgを米びつに、残りの5kgを冷蔵庫で保管するなど、少しの工夫で長い期間、美味しさを保つことができます。

なお、密閉性容器のお米を入れ替える際には、一度内部を洗い流し、水けを取って乾燥した綺麗な状態で、新しいお米を保存してください。

また、ご家庭で精米したお米を保存する際には、精米したては熱をもっていますので、そのままま冷暗所で保存すると結露が起こり、カビなどの原因になります。
精米したてのお米は、室温になるまで待ってから冷暗所で保管してください。

 

 

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